第一生命保険株式会社

第一生命保険株式会社は、1902年に日本で最初の相互会社の保険会社として矢野恒太氏によって設立されました。 1932年には保有契約高で10億円を突破し、業界第2位へ浮上しました。 個人保険の保有契約高は約183兆円で、マーケットシェアは16%程度に達します。 契約件数は約1,150万件、総資産は32兆円を超えます。

第一生命は1997年に「生涯設計」というコンセプトを打ち出しました。 契約者のライフステージの変化や多様なニーズに応じて、 一生涯にわたって「良質な提案」「良質な商品」「良質なサービス」を提供していくことを旨としています。 「生涯設計デザイナー教育」は「良質な提案」を支える核となっていて、 全匡約4万5,000人の営業職員を「生涯設計デザイナー」と称し、 高技能・高知識営業職員の育成体制を強化しています。

また、個人から法人までのすべての顧客に対するコンサルティング・セールスを推進すべく、 FP・営業推進担当で構成する営業推進体制を「営業推進グループ」として、 約750名規模(FP約410名、営業推進担当約340名)で全国に配置しています。

こうした販売体制の構築と並んで、サービス面では1999年4月に「生涯設計ドリームパッケージ」を導入し、 高額割引を柱とする優遇サービスを取り入れ、さらには、 すべての契約者を対象にした「ポイントサービス」も実施しています。

「生涯設計」を完成するための業務提携も積極的で、 1998年10月には日本興業銀行(当時)と全面提携し「興銀第一ライフ・アセットマネジメント」を設立、 またみずほフィナンシャル・グループの誕生(2000年9月)以降は、 変額・定額融合型の年金保険「年金工房」等の商品をみずほフィナンシャル・グループの各社で販売する提携を行っています。

この他、2000年8月には安田火災海上保険(当時)との包括業務提携で商品の相互提供を実施していて、 2000年9月にはアフラックと提携し第三分野商品での相互提供をしています。

その後、2007年には会社形態を相互会社から株式会社に転換することを発表し、 2010年4月に株式会社へ移行すると同時に東証一部に上場しています。

今後も「生涯設計」の完成への追求は進むと見られ、 商品やサービスの充実とともに自前主義にこだわらない提携を模索すると考えられます。