住友生命保険相互会社

住友生命保険相互会社は、1907年に日之出生命保険株式会社として設立されました。

1926年に住友生命保険株式会社と社名変更し、戦後の1952年に住友生命保険相互会社と改称しました。 個人保険の保有契約高は149兆円で業界第3位、総資産は22兆円強、営業職員数は4万人を超えます。

「介護と医療のスミセイ」を掲げ、生存給付型商品の開発に力を入れています。 2004年10月に発売した新医療保険「ドクターOK」は、半年間で11万件を超えるヒット商品となりました。 また、2005年4月に発売した「スミセイの千客万来」は、 現在の病気が悪化して入院・手術した場合でも給付金が支給される業界初の商品です。

こうした第三分野商品への取り組みで、2006年3月期は保有契約年換算保険料が増収へ転じ、 新しい分野への注力が成果を上げています。 また銀行窓販にも積極的で、銀行窓販が解禁された2002年10月以降の変額年金保険の累計の収入保険料は9,370億円に達し、 定額年金保険と合わせれば累計の収入保険料は9,400億円と、他の生命保険会社を大きく引き離しています。

他の大手生命保険会社は、かつて設立した損害保険子会社を関係のある損害保険会社と合併させたりしていましたが、 住友生命は損害保険事業も積極的に取り組み「スミセイ損害保険」を通じた損害保険商品も提供しています。 もっとも、住友生命は三井住友海上火災保険と商品販売で提携をしていて、 今後の損害保険事業の戦略が注目されるところです。

この他、前述したように、2005年2月には中国最大手の損害保険会社を傘下に持つ「中国人保控股公司」と合弁で、 中国に生命保険会社を設立することで合意しました。 その後は、2010年に三井生命との共同出資による生命保険子会社「メディケア生命」を設立し、営業を始めています。

リテール市場においては、今後も介護・医療分野へ注力し、この分野での成長を享受すると見られます。 また、PICCとの提携で成長著しい中国市場への足がかりを築き、今後の成長分野としての行方が注目されます。